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プレキャストゲルは、ほとんどのメーカーがSDS、NATIVEの両方に使用できると聞きますがどういう事ですか?
通常プレキャストゲルには、SDSが入っていません。バッファーの選択によってSDSとNATIVEを使い分けることが出来ます。SDS-PAGEの場合はバッファー中に入っているSDSだけで問題なく行えます。ディー・アール・シー株式会社ではご希望があれば、SDS入りのゲルもお作りいたします。
電源の設定は、通常電流制御で行っているのですが、プレキャストメーカーは電圧制御を推奨するところが多いようです。何故ですが?
電圧制御で行うと最初は早く、泳動が進むにつれてスピードが徐々に落ちてきますので、特に低分子域の分離が良くなります。
最近、徐々に分離が悪くなり、リーディングを起こしている。
サンプルバッファーが古くなっていませんか?サンプルバッファーは通常10日から2週間位しか使用できません。バッファー中の2-メルカプトエタノールが劣化するからです。出来る限り作り置きはやめてください。作り置きをする場合は、小分けして凍結保存して下さい。
泳動パターンが突然乱れひどい状態です。
サンプルのアプライ量が多すぎると思われます。ゲルに対しての許容量を超えたために起こったと思われます。サンプル量を調整して下さい。
低分子のサンプルを泳動したいので濃度の濃いゲルを特注したのですが、低分子域のサンプルが消えてしまい出ていません。
濃度が濃いゲル特に20%を越えるようなゲルの場合、SDS化されないサンプルが出た可能性が有ります。解決方法はいくつかございますので、弊社技術までお問い合わせ下さい。
十分量のサンプルをアプライしたのにゲルの染色が薄い(CBB)
染色液が古くなっていると思われます。新しい染色液を御用意頂くか、再使用する場合は少量の酢酸を染色液に加えてみてください。
脱色中にバンドまでが薄くなってしまいました。(CBB)
サンプルの固定が不十分だったのではないでしょうか?固定液が正しく作られているか、確認してください。